自分にぴったりのクレカを探す
年会費無料カードと有料カードの違いを比較
クレジットカードは、大きく分けて年会費が無料のものと有料のものの2種類があります。
年会費無料の方がよいに決まっている!と思いながらも、年会費有料カードには何かメリットがあるのでは?と気になっている方は多くいらっしゃいます。
そこでここでは、年会費無料カードと有料カードは何が違うのか詳しく解説します。
1,000円程度の年会費なら無料とほぼ同じ
まず始めに、ここでは年会費有料カード=年会費1万円以上のクレジットカードとして説明します。
年会費約1,000円のカードも多く発行されていますが、このようなカードは年会費無料カードと機能やサービスは何も変わりません。
そのため比較できる点がないので、年会費無料カードと年会費1万円以上の有料カードを比較します。
1.海外旅行傷害保険が充実
年会費有料カードは、年会費無料とくらべて海外旅行傷害保険が充実しています。
海外旅行傷害保険とは、海外旅行中の病気やケガによる病院代だったり持ち物を盗難したときの被害を補償してくれる保険のことです。
海外は日本とくらべて医療費が高額でスリなどの犯罪も多いため、海外旅行・出張に行くときは保険が不可欠。
海外旅行傷害保険は空港やインターネットで加入できますが、1回につき数千円程度の保険金がかかりますし、頻繁に海外に行く人なら手続きが面倒です。
その点クレジットカードに付帯している海外旅行傷害保険なら、保険金・手続きが不要で海外に行けば自動的に保険が適用されます。
一部の年会費無料カードにも海外旅行傷害保険が付帯していますが、補償金額が少なすぎて海外の病院代を補えないことがほとんどです。
一方年会費有料カードだと、海外旅行傷害保険の補償金額が手厚くなり、たいていの場合かかった病院代の全額が補償されます。
2.空港ラウンジサービスが無料利用できる
年会費有料カードの多くは、空港ラウンジサービスが利用できます。
空港ラウンジとは、空港内に設置されている「特別待合室」のことです。
用意されているソファーやデスクには電源コンセントがあり、フリードリンクで飛行機の搭乗待ち時間をくつろいで待つことができるため人気があります。
搭乗前にスマホを充電しておくことができますし、ノートパソコンでちょっとした仕事を片付けることも可能です。
空港ラウンジは誰でも利用できるのですが、1回あたり1,000円〜1,500円程度(空港ラウンジにより異なる)の利用料がかかります。
いくら搭乗前の待ち時間をくつろいで過ごせるからと言って、ラウンジを利用するためだけに1,000円以上のお金を払うことに抵抗がある方は多いものです。
そこで年会費有料カードを持っていれば、国内に設置されている空港ラウンジが無料で利用できるというわけです。
空港を利用する機会が多い方なら、年会費有料カードに1万円以上の年会費を支払っても十分元が取れます。
実際、空港ラウンジサービスを利用するためだけに年会費有料カードを持つ方が多くおられます。
3.手荷物無料宅配サービスが利用できる
年会費有料カードで利用者が多いサービスとして、手荷物無料宅配サービスがあります。
このサービスは、国際線で帰国したときに空港から自宅までスーツケースなどの手荷物を無料で配送してくれるサービスです。
海外から帰国して疲れている上に、空港から自宅までの道のりをスーツケースを転がしながら持ち帰るのは大きなストレスです。
空港からの手荷物配送は、数千円を支払えば誰でも対応してもらえます。
ただ、先ほど説明した空港ラウンジサービスと同じように、スーツケースを配送するのにお金を払うことに抵抗がある方は多いもの。
そこで年会費有料カードの手荷物無料宅配サービスを使えば、手軽に無料で利用できるというわけです。
なお、空港から配送した手荷物は翌日には自宅に届くため、実用性が高いサービスとなっています。
4.ホテル・レストランで優待が受けられる
年会費有料カードは、国内はもちろん海外のホテルやレストランで割引などの優待が受けられます。
カード会社が提携しているホテルグループやレストランを利用すると、特別価格で利用可能に。
旅行の機会が多い方はもちろん、旅行には行かないもののレストランで食事をする機会が多い方であっても活用できるサービスです。
年会費で得られるものは旅行サービス
年会費有料カードと無料カードの主な違いは、ここまで説明したような旅行・レストランサービスが付帯しているかどうかです。
旅行やレストランでの食事が多い方なら、年会費有料カードを選んだ方が結果的に得になる可能性が高くなります。
ただ、旅行やレストランでの食事の機会がなく、ここで説明したサービスにまったく魅力を感じないのであれば年会費無料カードを選ぶことをおすすめします。
年会費が有料・無料どちらであってもお店やサイトで支払いができる点は同じです。