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ETCカードの作り方

ETCカードの作り方

高速道路を利用するほとんどの人が持っているETCカード。
料金所をストレスなく通過できることに加え、通行料金が30~50%オフになったり、通行料金でポイントが貯められたりと、お得なたくさんのサービスを受けることができます。
今回は初心者の方がETCカードを作る際のあれこれをご説明致します。

1. ETCカードを作る前におさえておきたい事

① ETCカードを利用するためにはクレジットカードが必要
ETCカードは、ほとんどクレジットカードに付帯する形で発行されます。
その為、ETCカードの作り方はクレジットカードを持っているか持っていないかによって異なります。現時点でクレジットカードを持っている方は、最初のステップはすでに終えているので、カード会社に連絡してETCカード発行の手続きを行えば問題ないです。
しかし、クレジットカードのなかにはETCカードを付帯できないタイプもあります。お持ちのクレジットカードがETCカードを付帯できない場合は、新しくクレジットカードを作る必要があります。

② キャッシュカードのみではETCカードの作成はできない
銀行のキャッシュカードではETCカードの作成はできません。それはキャッシュカードにはクレジットカードと違い、後払いの機能が付帯していないためETCレーンを通過できないからです。通過ができないと事故や渋滞を引き起こしてしまいます。このような理由で銀行のキャッシュカードではETCカードを作成することはできません。

2. ETCカードを付帯できない・クレカを持っていない人のETCカードの作り方

そんな方は、ETCカードを付帯できるクレジットカードに新規で入会するのが効率的でコスト面でも優れた選択です。
まず前提として、ETCカードとクレジットカードには次の2タイプがあります。

★一体型タイプ
【クレジットカード】+【ETCカード】=1枚のカード
両方の機能を持った1枚のカードが発行される

★独立型タイプ
【クレジットカード】【ETCカード】=計2枚のカード
それぞれ別のカードとして発行される

おすすめは独立型タイプです。なぜなら、車載器に挿入して利用するETCカードは高速道路のPA・SAに駐車した際、車内に置き忘れてしまう可能性が高いからです。車上荒らしに遭った場合でも、ETCカードとクレジットカードが分かれている独立タイプならクレジットカードを悪用される恐れがありません。
また、抜き差しの回数が増えるとそれだけ「差し忘れ」も増えてしまいます。料金所を通過しようとしたタイミングでETCカードを忘れたことに気づき、ゲートを通れなかったといったトラブルを防ぐためにもクレジットカードとETCカードは分けておいたほうが安心です。

3.ETCカードを付帯できるクレカを持っている人のETCカードの作り方

今お使いのクレジットカードにETCカードを付帯できる方は、クレジットカード会社のWebサイトから「ETCカード付帯申し込み」を行うだけで手続きが完了します。だいたい2週間前後でETCカードが郵送されます。受け取りにかかる期間はカード会社によって異なるので、急ぎの場合はカード会社のWebサイトで発行までの日数を確認しておきましょう。

4.クレジットカードを作りたくない人のETCカードの作り方

「ETCカードは欲しいがクレジットカードは作りたくない」という方や何らかの理由があってクレジットカードを作ることができない方は、ETCパーソナルカードを作るか、ETCカードを諦めて現金で支払うかの2つの選択肢しかありません。

★クレジットカードなしで作れる「ETCパーソナルカード」とは
高速道路でETCレーンを通行するためだけに作られたカードで、クレジットカードの機能はありません。ETCパーソナルカードは、通常のETCカードと同じくETC車載器に挿入しておけばETC専用レーンを通過できます。また、ETCカードの利用者が受けられる割引サービスも同様に受けられるメリットもあり、ETCカードの利用によってポイントが貯まる「ETCマイレージサービス」にも対応していたりもします。
クレジットカードを持たずともクレジットカード付帯のETCカードと同等のサービスを受けられるのは大きなメリットですよね。
毎月の利用額はほかの請求とまとめて翌月27日に指定の金融機関口座から引き落とされます。わざわざ支払いに行ったり、振り込みをしたりする必要もないので簡単です。

< ETCパーソナルカードの作り方 >
ETCパーソナルカードは郵送で申し込みを行います。サービスエリアなどに置いてある「ETCパーソナルカード利用申込書」に必要事項を記入し、ETCパーソナルカード事務局まで郵送しましょう。申込書は電話で取り寄せることもできます。その後、平均利用月額に応じたデポジット金(預かり金)の振り込み依頼書が届きます。郵便局窓口かコンビニでデポジット金を支払うと、2週間ほどでETCパーソナルカードが手元に届きます。あとは
通常のETCカードと同じように利用しましょう。

5. ETCカードを付帯できるクレジットカードの選び方

ここまで読んだ多くの方は、ETCカードを付帯できるクレジットカードを選ぼうと思う方が多いと思います。そこで、ETCカードを選ぶためのポイントをお伝えします。

① なるべく年会費無料のカードを選ぼう
なるべくコストをかけずにETCカードを作るなら、クレジットカードそのものの年会費もETCカードの年会費も無料のものを選ぶことをおすすめします。
また、なかには年会費がかからないかわりに発行手数料がかかるETCカードもあります。発行手数料がかからないETCカードもたくさんあるので、ETCカード目当てでクレジットカードを作るのであれば、発行手数料がかかるカードは避けたほうがよいでしょう。

② ポイント還元率が高いカードを選ぼう
クレジットカードに付帯するETCカードを利用すると、それぞれのクレジットカードの規定に従ってポイントが付与されます。その為、クレジットカードのポイント還元率が高いカードを選んでETCカードを作るのがおすすめです。

③ 申し込みにかかる手間
クレジットカードを新たに申し込む場合は、クレジットカード本体を受け取ったあとにETCカードが個別に発送されます。クレジットカードは申し込んでから手元に届くまで早ければ即日、カードによっては2~3週間かかります。ETCカードをなるべく早く受け取りたいという方は、ETCカードはいつ受け取れるのか事前に確認しておきましょう。

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