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ANAマイルとは

ANAマイルとは

ANAマイルとはどんなものなのか、今回はマイルに関してご説明致します。

1. マイルとは
マイルとは、飛行機に乗ったり買い物をしたりすることで貯まるポイントのことです。一定数のポイントが貯まったら、特典と交換できます。似たような言葉にマイレージという言葉がありますが、マイレージはポイントプログラムのことを指します。


「ANAマイレージクラブ」がポイントプログラムにあたり、貯まるポイントがANAマイルです。マイルを飛行機の利用で貯める場合、区間基本マイレージ×予約クラス(エコノミー・ビジネス・ファースト)の積算率によって決まります。一般的に、区間が長距離になるほど、予約クラスが上のクラスになるほど付与されるマイルは多くなります。

2. マイルに関する費用
ポイントプログラムに入会するだけなら、入会費・年会費は不要なことがほとんどです。ANAマイレージクラブでも、クレジット機能のない会員証であるANAマイレージクラブカードは無料で発行してもらえます。
しかし、マイルをより多く貯めていくならクレジット機能のついたカードを利用するのが有利です。例えば、ANAカードでANA便を利用すると割増ボーナスマイルがもらえます。区間基本マイレージ・クラス・運賃倍率に応じたフライトマイルとは別に、ANAカードで支払った方が限定でもらえるマイルです。割増ボーナスマイルはANAカードのランクによって定められています。
多くのマイラー(マイルを貯める取り組みをしている人のこと)はクレジット機能のあるANAカードを利用しています。しかし、クレジットカードの場合は年会費がかかるため、自分に合うカードを選ぶことが大切です。


ANAマイルの交換先は特典航空券だけに限られず、色んな特典に交換できるのもメリットです。その中に、ANA SKYコインというものがあります。1マイル=1コインで交換でき、航空券・パッケージツアーの支払いに充当することができます。少額のポイントでも支払いに利用できるため、使い勝手の良さがメリットです。
ANAマイルの有効期限は、付与から3年間と決まっています。新たなマイルを取得しても古いマイルの有効期間は上書きされずそのままです。期限切れになる前に有効に活用しましょう。

3. ANAマイルが貯めやすく使いやすい理由

ANAをはじめとしたほとんどの航空会社は「アライアンス」という同盟に加入しており、同じアライアンスに加入している別の航空会社を利用することでもマイルを貯めることができます。 また、ANAは「スターアライアンス」に加盟しているため、スターアライアンスに加盟している航空会社を利用することでもANAマイルを貯めることができます。 一方でJALは「ワンワールド」に加盟していますが、航空会社の数はスターアライアンスの半分ほど。ANAマイルのほうが航空会社の選択肢が多く、貯めやすくなっています。

① 他のポイントをANAマイルに交換しやすい
ANAマイルの貯め方はいくつかあり、大きく分けるとフライトで貯める方法・買い物で貯めたポイントをANAマイルに交換する方法の2種類です。ANAマイルへ交換する方法は豊富なため、ほとんどのポイントは最終的にANAマイルに交換することができます。使い道が特に決まっていないポイントもうまく交換していくことでANAマイルに活用することが可能です。
ANAマイルに直接交換できるポイントとして、以下の例があります。
楽天スーパーポイント
Tポイント
メトロポイント
TOKYU POINT

② ANAマイルは有効期限を延長するのが簡単
ANAマイルが使いやすい理由として、マイル期限を延長するのが比較的簡単という点が挙げられます。有効期限を延長しやすいとなれば、自分の好きなタイミングで利用しやすいですね。
ANAマイル延長方法としては、ANA SKY コインに交換(1年間延長)か、他社ポイントに交換してからANAマイルに戻す方法です。もっとも手軽なのはANA SKYコインへの交換で1年間の延長が可能です。マイルと違って1コインから利用できるので細かいポイントも有効活用できます。
他社ポイントから再びANAマイルに交換する方法では、新たなマイル期限が付与されるので3年間延長できます。ただしマイルに戻すときにポイントが大幅に目減りするため注意してくださいね。

★ANAマイルの交換先一覧
貯めたマイルの主な交換先は以下のとおりです。

特典航空券
座席のアップグレード
ANA SKY コイン
ANA利用券
現金に交換
他社ポイント・電子マネーへ交換
マイルで投資

ANA利用券は、航空券・宿泊・機内販売などで利用できるギフトカードです。1万マイル=1万円相当のANA利用券に交換できます。色々な支払いに使えるのは便利ですが、1万マイルとまとまった単位でないと交換できないのがデメリットです。
現金交換は直接できるわけではなく、他社のポイントに変えてから現金にする方法となります。具体的にはTポイントに交換し、その後ジャパンネット銀行に振り込む手順です。ANAマイルをTポイントにする際に半減し、さらにジャパンネット銀行への振り込みでは
15%相当のTポイントが手数料として取られます。交換レートが不利なので、あまりおすすめの方法ではありません。
また、ANAはマイルで投資するサービスを日本で初めてスタートしました。具体的には
「トラノコ」というアプリを利用することで、ひと月あたり1000マイルを投資することができます。交換レートは50%なので1000マイルが500円分として投資されます。

このように、ANAマイルには複数の交換先がありますが交換レートが不利であったり制限があったりすることもあります。

★特典航空券の必要マイル数
ANAの特典航空券は、区間・利用シーズン・利用クラスによって変動します。遠距離になるほど、ハイシーズン(観光が盛んで人気の時期)に利用するほど、上の座席クラスになるほど必要なマイル数が増える仕組みです。

<国際線>
具体例として、東京―ハワイ間のレギュラーシーズン(通常時期)で見ていきましょう。座席クラスによって必要なマイル数は以下のとおりです。

いずれも1人分・往復でのマイル数です。
エコノミーでも、数万マイルが必要となることがわかります。ファーストクラスになると10万マイルを超えます。総合すると、国際線の特典航空券に交換するには数万~10万マイル以上が必要です。

<国内線>
上記と同じくレギュラーシーズンの場合
東京―札幌路線では片道7500マイル
東京―沖縄では9000マイルが必要です。これより短い路線ならその分必要マイル数は少なくなります。国内線は国際線より距離が短い分、片道数千マイルほどで特典航空券に交換できます。ある程度まとまったマイル数が必要とはいえ、国際線に比べればやや利用しやすいでしょう。

★座席のアップグレード
東京―ハワイ路線でのアップグレードに必要マイル数は、エコノミー・プレミアムエコノミー→ビジネスクラスでは2万マイル、ビジネス→ファーストでは3万5000マイルです。 座席のアップグレードは特典航空券よりも必要なマイル数が少なく、片道から使えるのもメリット。ただし航空券自体は料金を支払って入手しておく必要があります。なお、エコノミーやプレミアムエコノミーからファーストクラスにすることはできません。

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