多くのクレジットカードは、派遣社員やパート・アルバイト、さらには専業主婦、学生の方でも申し込め、審査に通過できる可能性が十分にあります。

ただ、ゴールドカードだとパートやアルバイト、学生の方は申し込めないと明記されるものがあるので、申し込み前によく確認しましょう。

クレジットカードの審査で調べられる内容は、主に以下の3つです。

1.勤務先

支払い能力を確かめるためにカード会社は、申込者がどのような規模の会社でどれだけの期間働いているかを調べます。

個人事業主の中には勤務先が自宅という方もいますが、勤務先がないことで審査が不利に働くことはありません。

現状持っている他社クレジットカードの支払い状況や毎月のローンの返済がどれだけあるか？調べられます。

クレジットカードを複数枚持っていることで審査が不利に働くこともありますが、1人で5〜10枚程度なら持っていても影響は少ないでしょう。

すでに持っているクレジットカードや支払い中のローンの延滞が無いか？を調べます。

これは、現状で他社クレジットカードやローンの支払いの延滞があった場合、新たに発行したカードでも延滞する可能性が高いからです。

未払いがある状態でクレジットカードに申し込むと、ほぼ100%審査落ちしてしまいます。

なお、返済期日が過ぎていないローンの残債は、未払いではないので審査に影響はありません。

また、税金や年金、公共料金の未納は審査では調べられることはありません。

クレジットカードの審査内容はカード会社により若干異なります。

また審査内容や結果は非公開なので、クレジットカードの審査に落ちた原因を正確に知ることはできません。

ただ、クレジットカードの審査に落ちる原因として一般的なものは以下のとおりです。

1.過去5年以内に債務整理や自己破産をした

債務整理や自己破産をした場合、クレジットカードの審査で調べられる「個人信用情報」に記入され、5年間履歴が残ります。

そのため、債務整理や自己破産してから5年間はほぼ確実にクレジットカードの審査に落ちてしまいます。

すでに持っているクレジットカードの利用代金で未払いがあったり、毎月のローン返済に延滞がある場合は審査に落ちてしまう可能性があります。

個人信用情報には、過去2年間のクレジットカードやローンの支払い状況が記録されています。

そのため、今は延滞がなかったとしても過去に延滞があると、審査落ちの可能性があります。

なお、具体的にどれだけの期間未払いだと延滞になるのかは、カード会社の判断なので一概に言えませんが、3ヶ月以上滞納してしまうと信用情報機関に記録されると言われています。

現在多くのクレジットカードを持っていたり、ローンの借り入れが高額だと、新たに申し込んだクレジットカードの審査に落ちる可能性があります。

クレジットカード枚数やローンの借入額などの具体的な数字は、カード会社が判断することになります。

個人信用情報で、クレジットカードやローンに申し込んだ履歴が6か月間記録されます。

もしもこの6か月間で多くのクレジットカードに申し込んでいると、不自然だと判断され審査落ちする可能性があります。

また、過去6か月以内に審査落ちした過去があると、新たに申し込んでも審査に落ちてしまう可能性が高くなります。

一度審査に落ちてしまうと別のカード会社で申し込んでも、発行できない可能性が高いのでオススメしません。

なぜならクレジットカードの審査に落ちると「個人信用情報」に記録され、6ヶ月間その記録が残ります

なので別のカード会社で申し込んでも、その会社は審査落ちした事実を知っているのです。

そのため審査に1度落ちてしまったときは、「個人信用情報」から記録が消える6ヶ月間はクレジットカードに申し込まないことをおすすめします。

この6か月間は、どのクレジットカードに申し込んでも審査で不利になってしまいます。

ただ、この6か月の間は絶対にクレジットカードが発行されないというわけではありません。