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学生がクレジットカードを持つ5つのメリット
これからクレジットカードを持とうと考えている学生の方にとって、クレジットカードを持つと具体的にどんなメリットがあるのか?気になるところです。
そこでここでは、学生がクレジットカードを持つ大きなメリットを5つ説明します。
1.お金がなくても買い物ができる
学生がクレジットカードを持つ1つ目のメリットは、お金がなくても買い物ができることです。
クレジットカードはお金の代わりに支払いができます。
そのため、クレジットカードさえ持っていれば財布にお金が入っていなかったとしても買い物ができてしまいます。
さらにはクレジットカードの中にはiPhoneやAndroidのスマホに登録して支払いができるものも。
こういったクレジットカードなら、財布を持ち歩くことなくスマホさえ持っていれば支払いができてしまうのです。
クレジットカードを使った金額は後払いで前もってチャージする必要はないため、お金がなくても買い物ができます。
さまざまな場所でカードが使える
クレジットカードはコンビニやファミレス、カラオケ、ガソリンスタンドなど、あらゆる場所で支払いができます。
クレジットカードが使えないとすれば、個人経営の飲食店など一部です。
そのため完全に現金を持たずに生活するのは現状難しいですが、それでも現金を使う機会は今までよりも圧倒的に少なくなります。
そうなれば、銀行やコンビニのATMで現金を引き出すことが少なくなるため、ATMへ行く手間もATM利用手数料も省くことができます。
Amazonや楽天市場で後払いができる
学生の方がクレジットカードを持ちたい理由としてもっとも多いのが、Amazonや楽天市場、iTunesストアといったインターネットの買い物での支払いに使いたいというものです。
クレジットカードを持たない学生の方なら、コンビニでAmazonギフト券やiTunesカードを購入して使っていると思いますが、これらは前払いなのが辛いところ。
しかも、購入した金額を使い切ってはまえばまたコンビニで購入しなければなりません。
その点クレジットカードなら、Amazonギフト券やiTunesカードのようなものを前払いで購入する必要がありません。
買い物した代金だけを後払いで支払うことができ、前払いのような負担がありません。
使った代金の延滞には気をつけること
クレジットカードは、手元にお金がなくても後払いできるのがメリットです。
ただ、後日口座から利用代金が引き落とされるとき、お金がなくて延滞してしまうことがないようにしましょう。
なお、クレジットカードの利用代金は毎月決まった日にまとめて引き落とされますし、数日前にはスマホアプリで通知があるので、忘れてしまうことはまずありません。
クレジットカードの利用代金の延滞は1度なら問題ありませんが、頻繁に延滞したり利用代金を踏み倒そうとすると生活に大きな支障が出てしまいます。
具体的には持っているすべてのクレジットカードを強制的に退会させられ、最悪の場合その後数年間は新しいクレジットカードが作れなかったりローンに申し込めない「ブラック」になってしまいます。
そのようなことがないよう、口座残高を管理しましょう。
お金の管理は社会人になれば絶対に必要
クレジットカードは、先ほど説明したように支払いを忘れたときのペナルティが大きいため、人によっては「クレジットカードは怖い」「クレジットカードは持たない方がよい」という意見をお持ちです。
ただ、社会人になれば口座残高などお金を管理してさまざまな支払いにきちんと対応する必要があります。
そのお金の管理を、学生という早い段階で身につけておくのも有意義だといえます。
2.ポイントでお小遣いの節約ができる
クレジットカードを持つ2つ目のメリットは、ポイントでお小遣いの節約ができることです。
クレジットカードで買い物をすると支払い金額に応じてポイントが貯まります。
貯まったポイントは買い物に使えるので、間接的にお小遣いの節約になるというわけです。
このクレジットカードのポイントのしくみについて、ここから説明します。
カードを使った金額に応じてポイントが貯まる
クレジットカードで買い物をすると、支払った金額の0.5%〜1%程度の価値があるポイントが貯まります。
なお、支払った金額の何%のポイントが貯まるかは、クレジットカードの種類や買い物をしたお店・サイトにより異なります。
多くのクレジットカードは買い物代金の0.5%のポイントが貯まりますが、中にはその2倍となる1%のポイントが貯まるものも。
学生の方には、お小遣いの節約効果が大きい1%のポイントが貯まるクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
カードを使った代金の1%のポイントが貯まるということは、1か月で3万円の買い物をすれば300円が返ってくるということです。
300円というと微妙な気がしますが、1年だと3,600円の節約になります。
これまでの現金払いをクレジットカード払いに変えるだけで年間3,600円もの節約になれば、かなりお得だと言えるのではないでしょうか?
また、就活が始まればスーツの購入や交通費など、お金を使う機会が更に増えます。
こういった就活のための費用もできるだけクレジットカードで支払うようにすれば、節約効果はますます大きくなります。
ポイントは共通ポイントやキャッシュバックに使える
クレジットカードを使って貯まるポイントは、幅広く使える共通ポイントやキャッシュバックに使えます。
共通ポイントとは、楽天ポイントやTポイント、Pontaポイントといったさまざまなお店で使えるポイントのことです。
また、クレジットカードの種類によってはポイントをAmazonポイントやセブン−イレブンで使えるnanacoポイントに移行できるなど、さまざまな使い方ができます。
ほかには、カードを使った代金が口座から引き落とされるとき、貯まったポイント分の代金を差し引きしてくれるものもあります。
クレジットカードはこのようにさまざまな方法で活用できるので、ポイントの使いみちに困ることはまずありません。
3.ETCカードが持てる
クレジットカードを持つ3つ目のメリットは、ETCカードが持てることです。
ETCカードは、基本的にクレジットカードとセットになったカードです。
そのためクレジットカードを持つことにより、同時にETCカードを持つことができます。
ETCカードを使っても高速料金が後払いで支払え、ポイントも貯まりお得です。
言い方を変えると、ETCカードを持つためにはクレジットカードを持つことが必須。
「クレジットカードはいらないからETCカードだけが欲しい!」と思っても、あまり現実的ではありません。
4.学生だけの特典があるものも
クレジットカードの中には、学生だけが受けられる特典がついているものがあります。
たとえば三井住友カード(NL)というクレジットカードは、学生だけでなく社会人でも持つことができます。
しかし、学生の方限定で以下の特典がついています。
- AmazonプライムやU-NEXTなどのサブスク料金を支払うと最大で10%がポイントでもらえる
- 毎月の携帯料金の支払いに使うと、最大2%のポイントがもらえる
- LINE Payに登録してチャージ&ペイで使うと、最大3%のポイントがもらえる
またライフカードというクレジットカードは、学生限定で海外旅行保険が利用できます。
海外旅行保険というのは、海外旅行や留学中の現地での病院代が補償される保険です。
通常なら有料で加入する必要があるのですが、ライフカードを持っていれば無料で保険がついてきます。
このように、クレジットカードによっては学生だけの特典を利用することができます。
5.海外旅行・留学には必需品
旅行や留学などで海外へ行く予定がある学生の方にとって、クレジットカードは必需品です。
訪れる国によっては現金払いよりもクレジットカード払いが主流のところがあります。
そういった国でクレジットカードを持たずに過ごすのは、かなり不便です。
また、先ほど少しだけ説明した海外旅行保険は、旅行や留学ではパスポートと同じくらい重要になります。
世界中の多くの国は日本とくらべて医療費が高額なので、海外旅行保険なしだととても病院に行けません。
どれくらい高額かというと、東南アジアのタイで病院に行って診察を受けて風邪薬を受け取るだけで、10万円以上の医療費がかかります。
これでは病院代が怖くてとても病院には行けません。
そんなときに海外旅行保険に入っていれば、病院代を代わりに支払ってくれるというわけです。
このような現地での支払いと海外旅行保険が必要だという2つの理由から、旅行や留学でクレジットカードは必須だと言えます。
年会費無料カードならコストゼロで持てる
学生の方がクレジットカードを持つメリットは、ここまで説明したとおりです。
ただ、クレジットカードというと多くの学生の方は年会費を支払うことに不安を感じます。
いくら現金なしで買い物ができてポイントが貯まるといっても、毎年年会費を支払って持ちたいかと言われると、悩む方は多いもの。
しかし、学生の方が持てるクレジットカードの多くは、年会費が一切かかりません。
また発行手数料やカードを使ったときの手数料といった費用はかからないので、一切のコストをかけずに使い続けることができます。
中には年間1,000円程度の年会費がかかるクレジットカードもありますが、そういったものを避けて申し込むようにしましょう。