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実は存在している年会費無料のゴールドカードを一挙紹介
年会費無料のクレジットカードを探している方の中には、一般カードではなくゴールドカードを持ちたいと考えておられる方もいらっしゃいます。
ゴールドカードとは、券面が金色で旅行・レストランなどのサービスが充実したクレジットカードのことです。
そのゴールドカードを年会費無料で手に入れることができれば、一切のコストをかけることなく充実したサービスが活用できるということになります。
ここでは、年会費無料で手に入るゴールドカードを紹介します。
年会費無料のゴールドカードは申し込みができない
具体的な年会費無料のゴールドカードを紹介する前に知っておいて欲しいのは、年会費完全無料のゴールドカードはすべて自分から申し込みができないということです。
年会費無料のゴールドカードはすべて、一般カードで実績を積むことによりカード会社からインビテーション(招待)が届きます。
そのインビテーションを受け取った後に年会費無料のゴールドカードが発行されるしくみです。
年会費無料で持てるゴールドカード
ここから、インビテーションにより手に入る年会費無料カードを紹介します。
年会費完全無料のゴールドカードは、先ほども説明したように一般カードを利用して実績を作った人の中からカード会社が選んで発行するしくみです。
そのため、ゴールドカードのインビテーションが受けられる一般カードを持つ必要があります。
イオンゴールドカード
1つ目の年会費無料のゴールドカードは、イオンカードゴールドです。
イオンカードゴールドは、以下5種類のイオンカードを年間100万円以上利用するとインビテーションを受けることができます。
- イオンカード
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンカード(ディズニーデザイン)
- イオンカードセレクト
- イオンカードセレクト(ディズニーデザイン)
イオンカードゴールドは上記5つのイオンカードの特典・機能に加え、全国のイオンラウンジが利用で利用できる特典が追加されています。
イオンラウンジとは、イオンでの買い物中に休憩ができる会員制のラウンジで、ドリンクやお菓子を無料が無料で提供されます。
また、イオンラウンジを利用できるのはイオンの株主かこのイオンカードゴールドを持っている人のみ。
利用できる対象者が少ないので、混雑することも少なくゆっくりとすごすことができます。
ほかにも以下の国内6つの空港ラウンジが無料で利用できる空港ラウンジサービスも付帯しています。
- 羽田空港
- 成田空港
- 新千歳空港
- 伊丹空港(大阪国際空港)
- 福岡空港
- 那覇空港
国内でも大規模な国際空港である関西国際空港と中部国際空港が含まれていないのは残念ですが、羽田空港と成田空港という関東で大規模な2つの空港が対象なので、恩恵を受けられる方は多いと言えます。
また、海外旅行傷害保険の病気・ケガによる補償金額は最高300万円と、年会費1万円程度のゴールドカードと同等の補償が受けられるものの、キャッシュレス診療に対応していないという致命的な欠点があります。
キャッシュレス診療とは、海外の病院で治療を受けたときにカード会社が海外の病院に直接医療費を支払ってくれるサービスのことです。
海外では、骨折や風邪のような症状で治療を受けても数十万円から100万円単位の費用がかかることがよくあります。
ただ、通常の旅行や出張では数十万円や100万円といった現金を用意できないことがほとんどです。
そのため、海外旅行傷害保険がキャッシュレス診療に対応していることは必須だと言えます。
イオンカードゴールドはその重要なキャッシュレス診療に対応していないため、十分な補修金額ではあるものの実用性は低いと言えます。
まとめると、イオンカードゴールドを持つメリットは、イオンラウンジの国内6空港の空港ラウンジが無料で利用できることの1点です。
セブンカード・プラス(ゴールド)
セブンカード・プラス(ゴールド)は、セブン−イレブンやイトーヨーカドーで特典が受けられるゴールドカードです。
ただ、基本的なカードの機能や特典は、一般カードであるセブンカード・プラスと同じです。
セブンカード・プラス(ゴールド)の特典としては、年間100万円までのショッピング保険のみになります。
ショッピング保険とは、カードで買い物した品物が壊れたり盗難に遭ったときに補償される保険のことです。
ただ、ゴールドカードの付帯サービスとして魅力がある空港ラウンジサービスや海外旅行傷害保険が一切付帯していないので、わざわざ一般カードで実績を作って手に入れるほどのゴールドカードではありません。
エポスゴールドカード
エポスゴールドカードは、エポスカードを年間数十万円から100万円程度利用するとインビテーションがあると言われる年会費無料のゴールドカードです。
なお、インビテーションの基準は公表されておらず、すでにエポスゴールドカードのインビテーションを受けた方からの声をまとめた結果です。
エポスカードゴールドは空港ラウンジサービスや海外旅行傷害保険が優れているのが特徴です。
空港ラウンジサービスは国内19空港に加え海外2空港(ハワイ・ホノルルと韓国・仁川)、さらにハワイのホノルルラウンジの合計22のラウンジが無料で利用可能。
また海外旅行傷害保険は病気・ケガによる医療費が最高300万円も補償され、キャッシュレス診療にも対応しているので実用性は十分です。
このことから、海外旅行傷害保険を無料で利用したいなら、一般のエポスカードに申し込み、実績を積んでエポスゴールドカードのインビテーションを受けることをおすすめします。
条件付きで年会費無料になるゴールドカード
ここまで紹介した年会費無料ゴールドカードは、すべてインビテーションにより発行されるカードです。
そのため、今すぐ手に入れられないのが最大の欠点。
そこでおすすめしたいのが、今すぐ申し込みができて条件を満たせばその後はずっと年会費が無料になる三井住友カード ゴールド(NL)です。
このカードは年会費5,500円がかかりますが、年間100万円以上利用すると翌年以降ずっと年会費無料になります。
そのため、申し込んで発行されたらすぐにあらゆる支払いをこのカード1枚にまとめて年間100万円の利用を目指せば、初年度の年会費5,500円だけの負担で済みます。
三井住友カード ゴールド(NL)の機能面での最大のメリットは、年間100万円以上のカード利用を達成すれば年会費無料で空港ラウンジサービスが利用できることです。
このカードの空港ラウンジサービスは、国内32か所+ハワイの合計33か所の空港ラウンジが対象となっています。
そのため、国内線を利用する機会が多く空港ラウンジサービスを年会費無料で利用したい方には、三井住友カード ゴールド(NL)がおすすめです。
なお、このカードは海外旅行傷害保険が一応付帯しますが、補償金額が少ないのであまり期待できません。
具体的には、補償される海外での病気・ケガによる医療費は最高100万円と、年会費1,000円の一般カードに付帯している保険と同等で実用性がないことに注意しましょう。